シャドーイングは、語学学習においてリスニング力や発音の向上に効果的なトレーニング方法です。
シャドーイングをする際に、「音が聞き取りづらい」「細かい発音やイントネーションが聞き取れない」といった経験はありませんか?
今回は、オンライン英会話に最適なヘッドセット・イヤホンマイクを3つご紹介します。
おすすめの3製品
結論から言いますと、シャドーイングにおすすめの製品は以下の3製品です。

この3製品は高音質、低遅延で選びました。ぜひ検討してみてください!
AirPods Pro(第2世代)
SOUNDPEATS Sonic
SHURE SE215
イヤホン選びのポイント
シャドーイング用のイヤホンを選ぶ際には、音質と遅延の少なさで選びましょう。
ほとんどのイヤホンは高音質のため、どれを選んでも問題ないですが、遅延に関してはワイヤレス(Bluetooth)イヤホンで起こりやすいといわれています。
遅延があると困っちゃう
Bluetoothイヤホンの遅延が大きいと、音の出だしが次の音と重なり、発音がつぶれて聞こえることがあります。
シャドーイングでは最初の音に集中して聞き取ることが重要なため、出だしがクリアに聞こえないとリズムが乱れ、次の音も聞き取りにくくなります。
また、動画を視聴しながら口の動きを追って、発音時の口の形を確認したいときに音が遅れて聞こえると、動画とずれが生じて口の形がわからなくなってしまいます。
遅延の少ないイヤホンを選ぶことが、スムーズな学習のために欠かせません。
ですので、有線イヤホンでもOKな人は有線タイプの使用をおすすめします。
ただ、普段使いのイヤホン(音楽や動画視聴)を英語学習にも使いたい人は
有線イヤホンとワイヤレスイヤホンの使い分けが面倒と思うので、ワイヤレスタイプの選び方もご紹介します。
遅延の少ないワイヤレスイヤホンを選ぶには?
使い勝手の良さから、ワイヤレスの方がいいと考える人は、Bluetoothかその他の無線方式から選ぶことになります。
Bluetoothが一般的ですが、シャドーイングに使うイヤホンとして選定するには、少し気を付けるべきポイントがあります。
Bluetoothイヤホンの遅延の仕組み
Bluetoothイヤホンには、音声データを無線で送信する特性上、どうしても遅延が発生します。
スマートフォンやタブレットから送信される音声データは、Bluetoothで転送しやすいように圧縮されます。
イヤホン側で受信したデータは再び展開され、音声として再生されます。
この圧縮・展開の処理に時間がかかるため、遅延が発生します。
また、コーデック(音声データの圧縮方式)によって、遅延の大きさが異なります。
以下に、コーデックによる遅延時間を示します。
コーデック | 遅延時間[ms] |
AptX Adaptive | 50 |
AptX LL | 40 |
AptX | 60 |
AAC | 120 |
SBC | 220 |
SBC(標準コーデック)は遅延が大きく、AAC(Apple製品向け)やaptX(Android向け)は比較的低遅延です。
SBCしかサポートしていない製品は選ばないようにするのが賢明です。

AppleユーザーはAAC一択になります。Airpodsを選んでおけば間違いないですね!
Apple製品以外を使っている人は、イヤホン購入の際、以下のスペックがあるか確認してください。
- Bluetooth 5.2以上
- コーデックがAptX LL, AptX, Aptx Adaptiveのどれかに対応している
結論:この3つの中から選ぶのがおすすめ!
AirPods Pro(第2世代)
SOUNDPEATS Sonic
SHURE SE215
シャドーイングを効果的に行うためには、クリアな音質で発音を正確に聞き取れるイヤホンが不可欠です。
今回ご紹介した3つのイヤホンは、いずれも高音質でシャドーイングに最適なモデルです。
音質や装着感、ノイズキャンセリング機能を考慮し、自分に合ったイヤホンを選んで、学習効果を最大限に高めましょう!
まとめ
選ぶ時のポイント
- Apple製品ユーザーはAirpods
- それ以外は以下の2つのスペックに対応したものを選ぶ
- Bluetooth 5.2以上
- コーデックがAptX LL, AptX, Aptx Adaptiveのどれかに対応している
シャドーイングに使うイヤホンを選定する際の参考になればうれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。