
勉強しなきゃいけないのに、忙しくて全然時間が取れない…
そんな悩みを抱えていませんか?
キャリアアップのために資格を取りたい、スキルを身につけたいと思っていても、仕事や家庭のことで毎日があっという間に過ぎてしまい、「勉強の時間なんて取れない!」と諦めてしまいそうになる…。
私もかつて同じ悩みを抱えていました。
資格を取ろうと決意したものの、仕事で疲れ果て、帰宅後は子どもたちのお風呂、ごはん、寝かしつけ…。
ようやく一息つけるころには、もうクタクタで勉強どころではない。
「週末にまとめて勉強しよう!」と計画しても、平日の疲れがたまって思うように進まず、「やっぱり無理かも…」と何度も挫折しそうになりました。
でも、試行錯誤するうちに、忙しくても学習を続ける方法があることに気づきました。
この記事では、私が実際に試して効果のあった「短時間でも学習を続けられるコツ」や「目標設定の方法」を紹介します。
「時間がないから無理…」と諦める前に、ぜひ最後まで読んでみてください!
社会人が学習を続けられない3つの理由

「勉強しなきゃ…」と思っても続けられないのには、共通する原因があります。
ここでは、特に多い3つの理由を紹介します。
- 時間が確保できない
- 目標が曖昧で計画倒れ
- モチベーションが続かない
この3つについて私の経験をもとに、解説していこうと思います。
時間が確保できない
時間が確保できないという悩みの原因は以下の3つが挙げられます。
- 平日は仕事で疲れてしまう
- 休日にまとめて勉強しようとして失敗
- 長時間確保しないと意味がないと思ってしまう
平日の帰宅後は夕食・家事・育児で勉強する余裕がなく、休日にまとめて時間をとって勉強しようと思ったことはありませんか?
でも、休日ってなにかと予定が入りがちなんですよね。
友達に遊びに誘われたり、家族とお出かけしたり、休日だから普段やらないところの掃除をしたり...。
それで結局、休日も疲れちゃってやる気が出ない。
なんてことがよくありました。

こんなに時間を確保できないなら、もう勉強しても意味ないか
とあきらめて結局やらない。
これが社会人が学習を続けられない理由だと思います。
目標が曖昧で計画倒れ
目標が曖昧で計画倒れになってしまう原因は以下の3つです。
- 「資格を取りたい」「英語を勉強したい」など、目標が漠然としている
- 具体的に何をすればいいかわからず、結局手をつけられない
- 途中で「この勉強で本当にいいのか?」と不安になり、迷走する
例えば、「英語を話せるようになりたい!」という目標を立てたとします。
しかし、何をどのくらいやればいいのかが決まっていないと、
- 単語帳を開く(やっている気分になる)
- 英語系YouTubeを見て満足する
といった、「なんとなくやっている感じがする」その場しのぎの学習になりがちです。
結果として、いつまで経っても成果が出ず、挫折してしまうことが多くなります。

気づいたら勉強やめちゃってるんですよね...
また、「資格を取りたい」と思っても、試験日や試験範囲を具体的に決めずにいると、勉強のペースがつかめず、試験直前になって焦ることになります。

結局間に合わないからあきらめてしまいがち。
モチベーションが続かない
- 最初はやる気があるが、数日で疲れて後回しにしがち
- 仕事や家庭の用事で計画どおりに進まないとやる気がなくなる
- 「成果がすぐに出ない」と感じてしまい、やめてしまう
「資格試験のために毎日1時間勉強する!」と決めたとしましょう。
仕事や育児で忙しい日が続いて計画どおりに進まず、やる気がなくなったり、

1週間頑張ったのに成果を感じない
と落ち込んでしまったり...。
忙しかったり、疲れていたりすると、

今日はいいや...
と1日サボってしまって、次の日も「昨日やらなかったし…」とズルズルやらなくなってしまうこともありますよね。
社会人が学習を続けるためには?

学習を続けられない理由で私が実際に経験して感じたことを書きました。
学習を続けられなかった私が、続けられるように改善した方法をご紹介します。
目標は「SMART」に設定する
有名な目標設定方法ですが、ちゃんと取り組めば効果は絶大です。
目標が漠然としていると、何をどのように進めればいいかわからず、途中で挫折しやすくなります。
そこで、以下のように「英語を勉強したい」と思ったときの「SMART」な目標設定を考えてみましょう。
- S(具体的):「英語を勉強する」ではなく「TOEIC800点を目指す」
- M(測定可能):「できるだけ勉強する」ではなく「毎日30分単語を覚える」
- A(達成可能):「1ヶ月でTOEIC300点アップ」ではなく「3ヶ月で100点アップ」
- R(現実的):「毎日3時間勉強」ではなく「通勤時間を活用する」
- T(期限付き):「そのうちやる」ではなく「3ヶ月後の試験に向けて勉強する」
このように目標設定の段階からしっかりと決めておくことで、学習に取り掛かりやすくなります。
この目標を設定するときのコツとしては、小さな目標を設定することです。
自分の現在のレベルから離れすぎない目標を設定しましょう。
スキマ時間を活用する
忙しい社会人にとって、まとまった学習時間を確保するのは難しいものですよね。
以下のようなスキマ時間を活用すると、無理なく勉強を続けられます。
- 通勤時間にリスニングや単語学習
- 昼休みに問題を1問解く
- 子どもが寝た後の30分を活用する

1時間勉強できないなら今日は休もう...
ではなく、「5分だけでもやる」と決めることで、習慣化しやすくなります。
勉強を「特別なこと」として考えると、時間がないときに後回しにしがちです。
「朝のコーヒータイムに10分単語を覚える」「夜のリラックスタイムに1つ動画を見る」など、
生活の一部に組み込むと継続しやすくなります。
仲間やSNSを活用する
1人だとサボりがちですが、SNSや学習仲間と進捗を共有すると、お互いに刺激になり、やる気が続きやすいです。
わたしのX(旧Twitter)のポストの例です。
家族や友人に目標を宣言するのもおすすめです。
周囲に「この試験に合格する!」と宣言すると、途中で諦めにくくなります。
最近勉強してないやん、TOEICも受験料高いやろ?


やってるよ(やば、やらなきゃ)
このようにモチベーションに頼るのではなく、「やるのが当たり前」という習慣を作るのが大事です。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
忙しい社会人が自主学習を続けるためには、
- 明確な目標を立てる(SMARTな目標設定、学習計画の作成)
- 学習時間を確保する工夫をする(スキマ時間活用、生活の一部にする)
- モチベーションを維持する仕組みを作る(ご褒美、進捗の可視化、SNS活用)
といった工夫が重要です。
「忙しいから勉強できない…」と諦めるのではなく、「どうすれば続けられるか?」を考えて、自分に合った方法を見つけてみてください!