TOEIC初心者が600点を取るためにまずやるべきことは？おすすめの学習スケジュールを解説

こんな悩みを抱える方に向けた記事です。

学生や社会人で、TOEIC のスコア提出が求められる機会がある方も多くいると思います。

しかし、英語に自信がなかったり、しばらく英語に触れていなかったりすると、試験日までどうやって勉強してスコアを伸ばしていいかわからないと迷う方も多いと思います。

今回は、「TOEIC 初心者の勉強法」についてご紹介し、おすすめの学習スケジュールや参考書も紹介します。

TOEIC初心者はまず600点を目標にしよう

TOEIC初心者はレベルC～Bの間の600点台を目指しましょう。

レベル	TOEICスコア	評価
A	860	ノンネイティブとして十分な英会話ができる。
B	730	状況に関わらず適切に判断し英会話ができる。
C	470	日常生活や業務の一部でコミュニケーションできる。
D	220	通常会話で最低限のコミュニケーションができる。
E	-	コミュニケーションがとれるレベルに至っていない。

私の経験や周囲の受験者から聞いた話によると、300～400点台なら特にTOEIC対策をしてなくても取れる感じがします。

しかし、300～400点台の点数を取っても特に評価されないというのが現状だと思います。

一つの基準として「履歴書に書ける」点数を目標にするとよいでしょう。この点数が600点以上とされています。

もちろん、もっと高い点数が取れるに越したことはないですが、高すぎない目標を達成することで、モチベーション維持につながり、今後のスコアアップも見込めると思います。

TOEIC600点を取るための勉強法

一般的にはTOEIC600点の取得には200〜300時間の勉強時間が必要だと言われています。

つまり、1日3時間勉強すれば、2ヶ月程度の勉強期間が必要になるということです。

私は、勉強時間にこだわる必要はないと考えています。あなたが現在どのくらいの英語力があるのかによって勉強法や勉強時間は異なってきますし、質の高い勉強をしていれば短時間でもスコアアップは可能だからです。

TOEIC600点を取るための勉強法を以下にご紹介します。

英単語をたくさん覚えよう

最初から難しい文法や、慣れない英語をたくさん読む・聞くことから始めると挫折しやすいです。

まずは、英単語を覚えることから始めましょう。

TOEICで高いスコアを取るためには、単語力と文法力が問われる文章問題を詳細に読み解く必要があります。

しかしTOEIC600点であれば、まずは知っている単語を増やすことがカギです。大体の意味がわかれば多くの問題は解けますし、4択なので、単語の意味さえ分かれば、自動的に正解の選択肢を選べます。

TOEIC600点を目指す方におすすめの単語帳については、こちらになります。

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「TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ」は、TOEICに頻出の単語学習に特化した書籍です。

目標スコア（600〜990点）別に頻出単語がわかれており、初心者は序盤の単語を繰り返し読むことをおすすめします。
またスマートフォンアプリにも対応しており、スキマ時間でも活用できます。

まずは語彙力をアップさせることから始めましょう。

文法を理解しよう

単語をある程度覚えたら、次は文法を理解できるように勉強しましょう。

文法を理解すれば文章の時制や細かい意味を読み取れるようになり、TOEICの4択の選択肢を絞り込むことができます。

おすすめの参考書は少しお値段が高いですが、こちらになります。700点以上を目指すときにも使えるので持っておいて損はないと思います。

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例えば、以下のような文章を見たとしましょう。

（例文）This website is being made.

文法の知識がなく、単語の知識だけで判断すると、

と部分的に理解することができます。

ここに、文法の知識が加わると、「このウェブサイトは作成中です。」という進行形の意味であることが分かります。

このように文法の知識があることで、選択肢を絞ることができることもあります。

ただ、文法の知識が必要な問題が解けなくても、TOEIC600点を取ることは十分可能なので、単語と比べて勉強の優先順位は低いです。

ここまでの単語と文法でTOEIC600点に必要な英語スキルはほとんど身に付くと思います。

TOEIC600点を取るための心構え

TOEICには数多くのテクニックや小ワザが存在します。

そのため、初心者がよく勘違いしがちなのが、「1週間でスコアが200点アップ！」のようなテクニックでTOEICに短期決戦で挑めると思ってしまうことです。

TOEIC600点を取るためには、近道をしないという心構えが大切です。

最低限の単語と最低限の文法知識があれば、TOEIC600点は取れます。

しかし、最低限の単語を身に付けるのにはそれ相応の時間がかかります。みなさんお忙しい中、勉強時間を確保するのは至難の業かもしれませんが、最低1日1時間の勉強時間を確保するようにしましょう。

そうすれば、短期間でもTOEICのスコアアップを目指せると思います。

おすすめ参考書3選

TOEIC受験までに問題慣れをしておきたい、問題の構成を把握しておきたい場合におすすめの参考書をご紹介します。

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「ゼロからのTOEIC L&Rテスト600点」はTOEICのパート別参考書です。

TOEIC600点を目指すうえでパートごとの問題の特徴を知っておく必要があります。本書は各パートのイメージをつかむのにも役立ちます。

600点レベルで作られているので、各パートの優しい問題だけが集められているのも良い点です。

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「世界一わかりやすいTOEIC L&Rテスト総合模試」は、TOEICの実践問題集です。本番形式の模試が2回分収録されています。

本書の特徴は、分かりやすい解説付きである点です。なぜその解答になるのか、解答を選ぶ根拠がはっきりと理解できるところがおすすめです。

【まとめ】TOEIC初心者が600点を取るための勉強法

今回は、TOEIC初心者が600点を取るための勉強法についてご紹介しました。

おおまかな学習の流れとしては、

• 英単語を覚える
• 英文法の知識をつける
• 問題形式を確認する
• 問題に慣れる

となります。

まずはTOEIC初心者の方は英単語を重点的に学んで、通学・通勤のスキマ時間で英語学習を習慣化しましょう。

皆さんの英語学習のお役に立てれば幸いです。

効果的な英語学習を一緒に続けていきましょう！